だるまんの陰陽五行「金」の章~天の不思議を測るの巻~

今回は陰陽五行を基本理念としている東洋の「易」と、陰陽五行には直接関係がないと思われているタロットカードの大アルカナの世界をとりあげます。
演者(堀内信隆)は占いの専門家ではありませんが、あくまで五行の象徴主義の見方から解説したいと思います。

日程
2017年3月25日(土)午後1:30~3:45
テーマ
易と五行
内 容

易の八卦にある3爻(陰もしくは陽を3つ縦にならべた形象)の組み合わせで出来る世界観は五行そのものです。この八卦を上卦と下卦にした合計6爻から成る64で表される世界観はDNAの遺伝暗号の数にも一致すると言われ、果てしない神秘に通じます。象意から見ていくと、たとえば「水火既済」という卦では、肉体としての健康である「頭寒足熱」(頭が冷えていて足は温かい)を示します。しかも、その象意をよーく眺めると、額のあたりには陽(光)があり、お腹には陽(熱)があり、性器は陰(静かにエネルギーを蓄える)となっています。心憎いほどの的確さです。
このように、占いとは違った視点で、易の世界観を日常生活に(五行を通して)活かしていく考え方を紹介解説したいと思います。

日程
2017年3月25日(土)午後4:00~6:15
テーマ
タロットと五行
内 容

トランプの元型とも言われるタロットカードですが、その中心とも言える大アルカナの22枚は、五行の世界観の西洋式解説ではないかと思えるほどに陰陽五行に一致します。なかでも、『だるまんの陰陽五行』で解説している「魂の進化」を示していることになります。前半の11枚を人間の進化である「低我」に、後半の11枚を神々の進化である「高我」にあてはめると、絵札の示す神秘性をさらに引き立てることができるのです。たとえばゼロ番(一枚目)である『愚者』は五行の始まりである「木」そのもので、「思い」だけで突っ走る若者の姿で示されます。14番の『節制』では天使がふたつの水瓶の水を混ぜてますが、『だるまんの陰陽五行』「金」の章82ページとの一致に気づかれた方は居ますでしょうか?これは「大いなる反転」であり、天と地の交流、人と神の交流、聖婚へとつながるのです。そこにつきものである「擬似的な死」という世界観は16番『塔』で示され、そのカードに相対する6番『恋人』では聖婚への伏線があることがみられる…といった具合です。
象徴を通じて、占いで示される「個人の運命」の背後にある「より深淵な世界」に触れてみませんか?