だるまん

皆本真大

阿部経二郎

アキちゃん

Dr.スズキ

イナンナ

ジェニー

大土教授

瀬久原先生

おじさん

イガミネさん

しののめ

ニャンコロ先生

笹井先生

ぎゅうたん

ホネホネマン

ガルラ

だるまん

次元を超えた所からやってきた、謎の存在。「陰陽五行」を使って、森羅万象の謎を解明していく。本当は、名前も、姿も、持たない存在なので、変幻自在である。実は、コスプレの趣味もあり、おねーさんの姿になることが好きらしい。主として、女性歯科医師・駄留満子の姿で登場。

皆本真大みなもとまさひろ

歯科医師だが、ひょんなことから、毎晩の夢で、だるまんに出会い、その講義を受け続けることになる。歯科医院での日々を通じて、現実世界と、その裏に存在する霊的世界を、行き来しつつ、陰陽五行について学んでゆく。
実は、だるまんのことをだるまんと名付けたのは、彼である。もともとが心配性なので、飲み過ぎて、二日酔いになることも多いそうだ。

阿部経二郎あべけいじろう

自称・陰陽師だが、本業は、不動産業をやっている。いつから陰陽師として活動しだしたかは不明。
皆本君と出会い、日本全国を回り、陰陽をつなぐ神業に出かけることになる。まじめな性格だが、実はけっこう女に弱い。

アキちゃん

だるまんと同じ、皆本歯科医院で働く、歯科衛生士。
駄留満子の正体が、だるまんであることは、むろん、知らない。

Dr.スズキ

皆本君の親戚にあたる。
皆本君と同じ、歯科医師として働く。
本巻では、研修先の中国の奥地から、手紙を送る。

イナンナ

姿をもたない、地母神の、ひとつの形態としての、女神。
シュメールやバビロニア神話で有名。その名は「天の女主」を意味するとされている。
本書では、他に、老婆、マタラ神、アマノウズメ、サルタヒコ、マグダラのマリア、などの形をとる。

ジェニー

だるまんと同じく、変幻自在の存在で、オカマの、鬼の姿をとる。
人間の心の奥に巣くう、保存欲を大好物とする。良い意味に働くと、肉体の自然治癒力をカバーするが(「東洋医学」の章を参考)、悪い意味に働くと、自己保全や権威を好む世界観に、人間を閉じ込めることになる。

大土教授

だるまんの解説を非現実的であると口撃する大学教授。
権威や常識にこだわりすぎる存在。

瀬久原せくはら先生

皆本君と同じ、歯科医師で、学会の友人。女性が大好きなあまり、趣味が高じて、ブラジャーと歯科医療の関連性の研究にいそしんでいる。実は、女性の下着を集める趣味があるらしいが、さすがに本人も秘密にしているので、それ以上は聞けない。本書では、東北の旅に同行する。

おじさん

人と同じことをしていないと不安になるという「土」的な世界観に閉じ込められた存在。

イガミネさん

おねえキャラの業界人ということはわかっているが、その他のことは定かではない。だが、民俗学や郷土史の研究にかけては、余念がない。女性に触れるとじんましんが出てしまうのが悩み。

しののめ

阿部君の知り合いだが、どういう経緯で知り合ったかは、まるで不明。性別は、女性のようだが、人間であることすら、はっきり言って、不明。しかし、意外なことに、とても気が利く所があり、皆からは、「式神」と言われている。本書では、皆本君と阿部君の、九州行きの手伝いとして参加。

ニャンコロ先生

ネコの国にある「にゃんころ歯科医院」の院長である、歯科医師。本巻では、だるまんと皆本君が研修に尋ねる。噛み合わせに関するパンフレットを作成している。

笹井先生

皆本君と同じ、歯科医師で、学会の友人。有名な女性下着メーカーの御曹司で、東北の旅では、運転手付きで、車を用意してくれる。常に瀬久原先生と行動を共にしているが、同類に見られることを、本当は、とてもいやがっている。

ぎゅうたん

「牛たん」という牛タン屋を経営する女将。もとは、小学校の先生で、笹井先生の叔母にあたる。現在は、地元の宮城県仙台市で、牛タン屋のかたわら、郷土史のお話会を開いている。本編でも、興味深い話を提供することになる。

ホネホネマン

だるまんの友人で、骨だけの姿をとっている。どこのパーツの骨でも、自由自在に取り外しができるので、骨格の学習にはもってこいの存在。顎関節症の解説で活躍する。

ガルラ

冥界の悪霊。
もとはシュメール神話に登場する悪霊。